ベンチマーキング
2012年03月16日
こんにちは。
JKSの拝原(はいばら)です。
今回はまず、表題の「ベンチマーキング」という言葉についてからお話します。
ベンチマークとはマーケティング用語で、ひとことで言えば、「ベストに学ぶ」 という意味です。
今回、全国300社あるネッツトヨタ系のディラーの中で、顧客満足度(CS)が
1999年から 「12年連続ナンバー1」 という快挙を続けられている、
高知県の「ネッツトヨタ南国」さんに、ベンチマーキングツアーとして参加して来ました。
高知県は暖かいイメージがあったのですが、「雪」により、通行止めされている箇所もありました。
四国で雪景色を見るなんて思ってもみませんでした。
「ネッツトヨタ南国」さんではメンバー18名と共にビスタワークス研究所の大原氏の講義を受けました。
大原氏は 土佐の坂本竜馬を彷彿させるような方で、とてもカッコ良かった!です。
講義内容は、近江商人の代表的なことば 「三方よし」 の精神をもとに
今、自分に求められていることは何なのか?
自分の「役割発想」を持ち、「役割に没入」することの大切さを学びました。
ネッツさんでは、車を売るのも、ショールームで接客するのも「作業」である。とおっしゃっていました。
大切なことは従業員一人ひとりが、お客様により満足してもらえるように自分で考え行動して省みる。
「13年連続顧客満足度№1」であり続けている強さはココにあるのだと思いました。
取り巻く環境やお客様のニーズは変化していっても、経営者は従業員の幸せを第一に、
そして従業員はお客様を第一に考えるという自然な流れが社内に浸透しており、皆が同じ価値観で
働いている「ネッツトヨタ南国」さん。これからもベンチマークし、私たちも追いつきたいと思います。
講義から一転して、今度はショールームへ案内していただきました。
ショールーム内には驚くべきことに、カーディラーなのに展示車は1台もありませんでした。
ネッツさんでは、お客様にご来店していただく営業スタイルをとっており、
お客様が来たいと思うようなお店。居心地がいいお店。であるためにはどうすれば良いのか?
を追求した結果だそうです。
またショールームの運営は若手を中心とするメンバーが考え、何よりも社員同士の連携がしっかりと
していて、先の講義内容とおり、従業員みんなが同じ価値観で仕事をしている風景が見れました。
最後の「懇親会」では、違う会社同士のメンバーだったので、ネッツ南国さんの話をもとに、
いろんな考えの話ができ、たいへん「気づき」が多い、有意義な日を過ごすことが出来ました。
また、機会があれば、別の企業へ「ベンチマーク」に行きたいと考えます。