まるで豪華旅館⁈の板間と畳のコラボ空間

老朽化や一部使いにくい箇所があったため、おうち全体をリフォームしました。
和室の畳が太陽光で傷むのも心配。
また、和室とリビングの敷居の段差をなくすなど将来にそなえた空間にし、さらに格好いい空間づくりをご希望でした。

襖だった和室への開口部をアウトセット両開き戸にしました。
アウトセット建具のため、敷居がなくなりつまづきにくい仕様です。
縦格子のドア枠が趣のある家具ととてもマッチしています。
奥の折れ戸収納はもともと床の間だった場所を収納スペースに変更しています。

家具や建具をポイントに持っていくために、壁と天井は白の壁紙にしました。
窓から差し込む光のおかげで、重厚感のある家具が引き立っています。

キッチンの扉カラーはチャコールグレー、入口はビビッドなレッドのアコーディオンカーテンで他にはない組み合わせにしました。
アーティスティックなお客さまにぴったりのコーディネートです。

トイレ空間は、みせる収納ができるように棚板を挟み込み式で固定しました。
アクセントクロスの濃いグリーンと床の石目調クッションフロアが異国情緒ある雰囲気を作り出しています。

グレイッシュな木目とブラックの取っ手が、ビンテージ感をだしています。
見た目もUP、収納もUPです。

POINT

また、畳に陽が当たって傷むのを防ぐため、全面畳敷きにするのではなく板間で畳を囲みました。和室の板間部分の取り合いにもこだわって施工しました。

担当者より

大切に使っておられる和ダンスやダイニングテーブルがあったため、家具を活かせる空間になるようプランしました。
フローリングは浅めの色にして趣のある家具に目が行くようにしています。

ご友人にも好評だったそうで、ご提案した甲斐がありました。