蛍光灯や白熱灯からの新たな照明器具として、耳にするLED。
LEDにはどのような特徴があるのでしょう。
この記事では、LEDは何か?その特徴・メリットは?
まとめました。
【目次】
- 蛍光灯からLEDに変わった理由って?
- LEDは何の略?
- LEDを取り入れるメリット
- まとめ
蛍光灯からLEDに変わった理由って?
蛍光灯は水銀を使用しているため(2020年以降輸入を規制されています。)各大手メーカーは順次蛍光灯の製造終了を明らかにしています。
また地球温暖化の観点からも、LEDのほうが一般的な蛍光灯よりもCO₂排出量が少ないことから蛍光灯の使用は減少傾向にあります。
LEDは何の略?
では、LEDとはどのような意味でしょうか。
英語で「発行ダイオード」の略です。
L=Light(光) E=Emitting(出す) D=Diode(導体)
さらに詳しく説明すると、
マイナス電子とプラス電子がぶつかって結合したエネルギーが光として放出されます。
電気で加熱されたフィラメントから放たれる光を利用する電球とは異なり、LEDは電気を直接光に変えて発光する仕組みのため低消費電力・高寿命という従来にない特徴を持った光です。
LEDを取り入れるメリット
それでは、LEDのポイントについて述べていきましょう。
ここでお伝えするポイントは4つ!
①寿命が長い
白熱灯:1000-2000H(およそ3か月から6か月)
蛍光灯:13000H(3年7か月)
LED:400000H(10年)
圧倒的にLEDの耐久時間が長いことがわかりますね。
➁紫外線や赤外線は含まない
紫外線をふくまないことから、虫がよってきません。
商品や美術品など光源が原因となる変色・劣化が防げます。
住宅では、家具などの色あせやダメージを受けにくいのもポイントです。
➂少ない消費電力で明るく点灯
発熱量が少なく、照明による室内の上昇温度を抑えることができます。
同じ明るさで蛍光灯と比較すると、1/3程度の消費電力のため
省エネルギー(高効率)といえます。
➃すぐつく!
蛍光灯は、スイッチをいれてから点灯するのに時間がかかりましたが、LEDはすぐ点灯します。
LEDは点灯・消灯を頻繁に繰り返しても消耗しにくいため、
スイッチをいれてからすぐについてほしい空間「玄関・廊下・トイレ」にも適していると言えますね。

いかがでしたか?
LEDにはたくさんのメリットがありましたね。
ですが、LEDには「熱・水に弱い」という特徴もあるため、設置には注意な場所もあります。その場合は、「防水タイプ」「防雨・防湿器具対応」「密閉型対応」などの記載があるタイプを使用しましょう。
また、シーリングライトなら蛍光灯→LEDの交換は可能ですが、電気配線工事が必要な場合もあります。
この場所にLED取り付けられる?電気工事が必要?
と電気に関するお困りごともご相談くださいね。