11月10日~14日の期間、トライやるウィークがありました。
今年度は二名の中学生が参加し、さまざまな業務を一生懸命体験してくれました。
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「トライやる・ウィーク」は、兵庫県が主導する、中学2年生を対象とした1週間の社会体験活動です。地域や自然の中で職場体験、ボランティア、文化体験など様々な活動を通して、生徒が主体性を高め、将来の生き方を見つけることを目的としています。学校・家庭・地域が連携して支援する「心の教育」と「生きる力」の育成を目指した取り組みです。
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今回のトライやるウィークでは、体験した内容をお二人が記事としてまとめてくれました。
ぜひご覧ください。
トライやるウィーク1日目!
初日は、緊張と不安でいっぱいでした。
1日目の午前は、まず自己紹介から始まりました。
やっぱり少し緊張していたため、動きや言葉がぎこちなかったかなと思います。
次に、大きなボンベにガスをいれるガス充填場で見学をしました。
ガスをいれる大きなボンベがたくさん並んでいて、かなりの迫力でした。
この場所がたくさんの人々の生活を支えているのだなと思いました。
その次に、事務所で名刺を作り、いろいろな部署の方々と名刺交換をしました。
名刺には自分の好きなものをいれました。
特別感があって、いろいろな方々に「いいな」と言われました。
午後からは、ガスファンヒーターの分解、清掃、組み立てをおこないました。
親切に教えていただき、しっかりと内部の構造などを知ることができました。
2日目!!
2日目の午前には、ガス機器メーカーである株式会社パロマ様に来ていただき、ガスの歴史や調理実習を行いました。
午後には、住宅設備などを取り扱っているメーカーである八尾トーヨー住器様に来ていただき、住宅関係のSDGsのお話をしていただきました。
パロマ様のお話では、ガスが石炭から生み出されたのが最初で、そこから非常に高価な英国製の輸入されたガス器具を使用していました。
そこから120年余りの時間が経ち、パロマのもととなった小林瓦斯電気器具製作所が創業しました。
それから20年後ほどで小林製作所に改称し、戦争が終わりブランド名に白い鳩を意味する「パロマ」を使用して全国に進出したそうです。
午前のお話が終わると調理実習でした。
サバの塩焼きとグリルチキン、白ご飯でした。
めっちゃおいしかったです。
午後の八尾トーヨー住器様のお話では、会社が行っているSDGsの取り組みや、家でできる冷房や暖房の節約のお話をしていただきました。
カーテンを閉めるだけでかなりの断熱効果があるらしいです!
3日目!!!
3日目は、午前に林崎松江海岸でビーチクリーンを行い、午後はシィメスが所有するマンションの見学と清掃を行いました。
林崎松江海岸には、バーベキューの痕跡であろう木炭が粉々になって落ちていたり、防波堤にはペットボトルや缶がおびただしい数挟まっていました。
その他にも釣り糸や花火、毛布までもがポイ捨てされていて、まだまだポイ捨て禁止の意識が低く、環境への悪い影響はどんどん加速していると感じました。
午後の不動産見学では、マンションの一部屋を清掃しました。
マンションの清掃では、頼まれている清掃の仕事を「ただやる」だけではなく、依頼者の想像を遥かに超えるような速さや、普段気付かないような場所まで掃除することで、やっと「仕事をやりきることができた」と言うことができると学びました。
4日目!!!!
4日目は、プロパンガスの設備作成と非常用LPガス発電機を動かす訓練、天ぷら火災の体験・消火を行いました。
プロパンガスの設備作成では、さまざまな器具を使い、鉄パイプを加工して配管を作りました。
どの器具も使うのが難しく、とても苦戦しましたが、最後にはガス漏れもなくちゃんと完成し、安心しました。
発電機を動かす訓練では、ガス管を発電機につないでから実際に電球に電気を流すまで、すべて一人でできるように手順を学びました。
特に発電機のエンジンを起動させるのがとても難しく、何回もやり直しをしました。
天ぷら火災の体験では、実際に天ぷら油を熱し続け、自然発火させた後、水を投入すると爆発が起きるのを確認してから消火器で消火しました。
油の火災では水をかけると火が爆発的に強くなるとは聞いていましたが、あれほどまでだとは想像もしていなかったので、とても驚きました。
5日目!!!!!
トライやるウィークを終えて・・・
トライやるウィークの前にシィメスのことを調べましたが、トライやるウィークを実際に体験するとその何倍もの情報がダイレクトに感じられました。










